私の中で、顔文字は可愛くて、絵文字はできれば使いたくない/避けたいものという認識がある。

ガラケーでメールを使っていたころ、よく同年代の人が「✨」や「💕」といった絵文字を文の末尾に付けて送ってきてやり取りすることがあった。
まだみんな子どもだったのでそれが普通であったが、
頭の固い子どもだった私からすると絵文字を付けることで相手に媚びているような印象を与えているような気がしてならなかった。
絵文字を付けるにしても「💕」のようなハートの絵文字を何が何でも使うまいとしていた。

だがしかし、絵文字がなくただの句読点で終わるメールはかっちりとした印象を持たれてしまう。
そこで、絵文字の代替案として、顔文字を使うようになった。

メールの時は分からなかったが、LINEが使われるようになると、文の末尾に「笑」や「w」などを使う人が急増したような気がする。
私はメッセージの末尾に「笑」や「w」があるのを見ると、何か嘲笑されているような、そんな気分になる。
相手はおそらくそんなつもりで使っているわけではないと思うが、少し心がチクッとするような感覚に襲われる。

ここで誤解しないでほしいのが、私は相手のメッセージに対して「絵文字を使うな」と強要しているわけではなく、受け取り側、つまり絵文字をあまり見たくないと感じてしまう自分の問題であることは重々承知している。
ゆえに、私もメッセージの末尾に「(´・ω・`)」や「(`・ω・´)」といった顔文字をよく使っている。

現在はそこまで末尾に何かを付けるような相手とやり取りすることは少なくなって、自分も少しだけ柔らかくなったのか、相手のメッセージの末尾に「笑」が末尾にあったら、自分のメッセージでも使ったり使わなかったりして、なるべく相手に合わせて返すようにしている。

なぜこの絵文字の話を出したかというと、仕事で使うチャット機能で反応を送るときに、どんな絵文字でリアクションを送ればよいか分からないときが多々あるからである。

顔文字であれば「(´・ω・`)」や「(`・ω・´)」、「m(_ _)m」「_(:3」∠)_」といったように表現できるのだが、絵文字だと本当にどれを使えばよいのか分からない。
特に、表情のみの絵文字の一言説明を見るとなんか違うなぁと思ったりしている。

また、ほとんど年上のメッセージに対しての反応のため、基本お辞儀の「🙇‍♀️」か手を上げる「🙋‍♀️」になってしまう。

一応これでも好きな絵文字があり、バンザイの「🙌」である。
理由は、バンザイは両手を上げている、つまり肩を上げているので絵文字の人物の肩関節を動かすのにちょうどよいからである。

ちなみに、PCで絵文字を出すときは、キーボードのWindowsキー+「.(ピリオド)」を同時に押すと絵文字を選択できるようだ。この記事でも多用している。 終わり。